【記事紹介】「じょあん」~女性によるオルタナティブ・スペースの先駆者的取り組み

先月、映像女性学の会主催で、『インド日記』の上映&トークが行われました。その際、土井和代さんが観に来てくださり、はじめてお目にかかりました。土井さんは、1981年に女性4人で「居酒屋じょあん」を道玄坂に開店。その後、お店の名前は変えつつも、オルタナティブ・スペース的な機能を持ち合わせながら、約27年間も続けてきたそうです。

 

「オルタナティブ・スペース」や「起業」は、私の周りでも挑戦・実践している人は結構います。道なき道を行く楽しさもあれば、場を維持していくことの難しさもあります(経済的にも、マンパワー的にも、精神的にも)。これらは、新しい取り組みに見えて、(当たり前かもしれませんが)ずっと以前から取り組まれている方々がいらっしゃるのだなと、今更ながらに思ったのでした。先駆者たちの経験と実践が、これから取り組もうとしている人たちに共有されたら、私たちはより「先」(?)に進めるのではないか、と考えます。

 

後日、「じょあんに行ってみたかった!!」とお伝えしたところ、以前書かれた記事のコピーを送ってくださいました。ブログで紹介してもOKとのことでしたので、ご紹介します。

 

 

▶「女性情報」(2008年7月号)

 

 

 

▶「女性情報」(2016年8月号)

 

 

 

お店は閉店されましたが、土井さんたちは現在は、「女政のえん」というイベントを継続的に開催されています。「女性と政治」について、日ごろの思いを語り合い、もっと女性を政治の世界に送り出そう、知り合い伝え合い広がっていこうと始めた、リレー・トークなのだそうです。

 

これまでのゲストは、第1 回・土井たか子さん/第2 回・赤松良子さん/第3 回・三木睦子さん/第4 回・水島広子さん/第5 回・中山千夏さん/第6 回・上川あやさん/第7 回・三井マリ子さん/第8 回・樽川通子さん/第9 回・上野千鶴子さん/第10 回・園田天光光さん・・・と、錚々たる顔ぶれ!!

 

次回の開催は、10月29日(日)15:00~、渋谷区男女平等・ダイバーシティセンターです。詳細は以下のチラシをご覧ください。

 

▶「女政のえん」10月29日案内チラシ

 

 

 

 

 

ご興味のある方は、ぜひ(^^)/