今年も柿が!(2020年静岡・ひまわり集会、事前レポート)

先日のブログで、今年もまた「浜岡原発の再稼働を許さない!! 11・15ひまわり集会 in 静岡」に、経産省前反原発美術館テントを展示してくださるということをお伝えしました。

 

集会の数日前、静岡より石塚さんが、テントやバナー一式を引き取りに来てくださいました。現在、私はテントを保管している場所には暮らしていないので、石塚さんの車に同乗させてもらい、二人で現地に向かいました。

 

道中、どちらともなく話題となったのは、「今年も柿があるかどうか」ということ。

 

2年前は大豊作でしたが、昨年は「ゼロ」だったのです! 年によって豊作・不作はあると思いますが、文字通りゼロだったのには驚きました。(2年前の大豊作について書いたブログ記事はこちら)。

 

今年はどうかなぁ…

 

近づくにつれ、期待が高まります。

 

2時間ほどで現地に到着。まずは、柿の木付近に直行。

 

…ありました…!!

 

2年前ほどではないものの、大粒の見事な柿がなっていました。

 

車にテント本体一式を積み込んでいただいている間、私は近所の地主さんの家に行き、高枝切ばさみを借りてきました。

 

静岡で、ミカンの収穫ボランティアをしている石塚さんは、高枝切ばさみを上手に使い、短時間で次々と柿を収穫していきます。

 

 

 

おそらく、手前側の取りやすい位置の柿は誰かが既に収穫したようで、残っている柿は高い位置・取りづらい位置に集中していました。

 

今度は敷地の外側に回って収穫をします。

 

 

 

 

最終的に、こんなに沢山収穫できましました!! 石塚さん、ありがとうございます!!

 

 

やはりとても大粒!

 

 

…ブログを書く今になって気がつきましたが、柿の写真しか撮っていませんね! テントを車に積み込んだ写真がない…(^^;)

 

柿を収穫し、テントを積み込み、今度は経産省前の脱原発座り込みの現場へ向かいます。ふだん、座り込みの事務所で保管しているバナー作品類、その他テントの案内リーフレットやテントニュースなどをもらうためです。

 

あらかじめ準備し、経産省前で待ってくれている山本さんに電話をすると、ここでも一番に聞かれたのは「今年は柿あった?」ということでした(^^;) 山本さんは、2年前に食べた完熟状態の柿の味が忘れられないそうです(^^)

 

「ありましたよ!」と答えると、大喜びでした。

 

1時間半ほどで経産省前に到着。

 

 

 

 

看板業の井田高一郎さんが写真をもとに複製した「脱原発テント」のバナー(オリジナルは2016年8月21日の強制執行で持ち去られました)。皆さんで記念写真を撮影しました。

 

 

 

石塚さんは、日帰りで静岡から来られたので、バナー類一式を詰め込んだ後、静岡へ帰られました。

 

私も座り込みに参加し、久しぶりにラスト17時までいました。

 

片付けの様子。

 

 

今年92歳になった「レジェンドS」こと斉藤美智子さん。驚いたのは(というのも失礼かもしれませんが)、斎藤さんも他のメンバー同様、片付けに参加していることでした。固く結わえられた紐をほどき、折り畳みテーブルを畳んで運ぶ…。周りの人たちも、それを自然なこととして受けとめ、誰も何も言いませんでした。

 

 

 

 

 

 

一連の片付けの作業を記録しながら(…って、私は何も手伝っていません!!)、斉藤さんを特別扱いせず、それぞれができることを自発的にやる…という自然な雰囲気が、この座り込みが様々な人を巻き込みながら10年間も続いている秘訣なのではないか? などと思いました。

 

さて、石塚さんに収穫していただいた柿ですが、翌日、干し柿にするための仕込みをしました。

 

 

熟している部分は切り落とし、そのまま食べました。甘い!!

 

 

ピーラーで皮を剥きます。

 

 

カビ防止のため、皮を剥いた後は、熱湯に数秒間くぐらせます。

 

 

T字の枝がついているものは紐で吊るし、そうでないものは干しカゴへ。(紐で吊るすことをすっかり忘れ、持ち帰るときに枝をもいでしまったものが多数ありました。枝はつけたままにしておいた方がきれいに仕上がるので良いです!!)

 

 

 

さらなるカビ防止のため、焼酎をスプレーで吹きかけておきました。大体2~3週間で完成するはず。出来上がりが楽しみです!!

 

 

以上、ほとんど柿のレポートと言っても良いぐらいですが、静岡・ひまわり集会の事前レポートでした♪