【映画監督、日々の暮らし⑳】これ以上の筋肉は…!

昨年末までに表側の庭木の整備を終え、年明けからは裏庭の整備を始めました。昨冬は、それまでまったく手入れされていなかったということもあり、とにかく大変な作業でした。2月の1か月間、毎日9時~17時でひたすら竹と笹の伐採をして、編集作業はもちろん、他のことは何もできませんでした。

 

今年は、前回の反省を踏まえ、2ヵ月かけて裏庭の整備をしようと決めていました。昨年は、大きな太い竹ばかりでしたが、全伐採をしたので、今生えている竹は去年に比べて細く、まだ扱いやすいです。毎日1~2時間作業をすれば、2か月で終えることが出来るのでは?と見積もりました。

 

ところが、年明けから、晴天なもののとても強い風のため、作業できない日が続きました。雨ではもちろん作業はできませんが、強風でもまた出来ません。竹を切った後、枝葉も切り落とすのですが、風が強いと、軽い枝葉が飛ばされてしまい、遠くまで拾いに行かなければならないからです。

 

1週間ほど前からやっと風が弱まり、裏庭の竹伐採を開始しました。風は収まりましたが、このところ、気温はとても低いです。今朝7時の気温はマイナス6度(> <)!

 

 

北側に面した私の寝室はマイナス3度(> <)! 頭まですっぽり布団の中に入っていましたが、隙間から冷気が入り込み、何度か目が覚めました(^^;)

 

 

毎日、寒いですねぇ…!

 

でも、竹伐採の作業は、開始10分もすれば、体がポカポカ暖まる、全身運動(よく言えば)です。なので、最初は激寒ですが、肌着などはあらかじめ脱いでおかないと、汗をかき、風邪をひいてしまいます。

 

朝ご飯や洗濯を済ませ、大体9時過ぎから伐採作業を始めます。風のない日は、私にとって好都合なだけでなく、周囲の農家の人たちにとってもありがたいようで、あちこちで盛大なたき火が行われます。

 

こういうレベルのたき火が、家の目の前で何か所も行われているので、洗濯物は外に干せません(> <)

 

 

去年の春、出来るだけタケノコを掘ったつもりでしたが、それでも数えたところ、40本以上は竹として成長してしまっていました。また今年も全伐採をします。

 

 

 

万が一、伐採作業が時間切れとなり、春の畑シーズンに突入してしまう場合も考えて、作業の優先順位を決めることにしました。最低これだけはやっておこう、みたいな。

 

何よりもまず、竹はすべて伐採です。その次に、家屋に隣接した木や笹の伐採を。そのあとは、時間の許す限り、裏庭に生えている木と笹を切っていく…という順番で進めようと考えました。

 

木もかなり生えていて、家屋に接近しているものも少なくありません。

 

 

使う道具は主にこの3種類。

 

 

右側は目の細かい竹専用ノコギリ。左側は、普通の木を切るノコギリです。

 

 

現在は、何より編集作業の時間を確保することが大事なので、毎日の庭仕事は1時間半ぐらいです。なので、それぐらいの時間で処理できる竹を、最初にまとめて切り倒します。大体1日に7~8本ぐらいのペースでしょうか。

 

生えて1年もたたないのにこんなに大きくなるなんて、竹の成長力は本当にすごいです。願わくば、単に切り落とすだけでなく、この成長力と素材を生かせる(何かに使う)のが一番なんですけどね…。でも、時間も人手(私一人だし!)も限られるので、その辺は割り切るしかありません。

 

 

 

まだ細い竹とはいえ、強力なツタが絡みついていたりして、伐採は意外に苦戦(^^;)

 

 

いっぺんに切り倒したら、今度は1本ずつ、枝葉を切り落とす処理をしていきます。

 

 

ハサミで切り落としていきます。枝は固いので、力はそれなりに必要です。竹は一節から2本の枝が出ると決まっているので、竹1本の枝葉はかなり多いです。ずっとこの作業をやっていると、腕と肩の筋肉がかなりついてしまうんですよね…(> <)。

 

 

 

でも、私の筋肉事情などお構いなしに竹は生えてくるので、日々伐採せねばなりません…! とほほ。

 

毎日この作業の繰り返しです。

 

 

枝葉を切り落とした竿は、半分の長さに切り、一箇所にまとめます。

 

 

 

切り落とした枝葉は、日当たりが良く、なおかつ風で飛ばされてもご近所迷惑にならなそうな場所まで運び、積み上げます。

 

 

もうすでに20本以上の竹を伐採したので、竹については来週中に終われるかな?という感触です。なんとか、春の畑シーズン到来前に、裏庭の整備を終えたいものです!

 

以上、今シーズンの竹伐採についてでした(^^)