【映画監督、日々の暮らし㉑】シワシワ♡干し野菜の世界(白菜漬け編)

うわ~寒すぎる!という日がしばらく続いていましたが、昨日あたりから(ちょっと緩んだかも?)と感じました。これが一時的なものかは分かりませんが、もう、寒さの「底」をついたのかもしれません。今朝、家の中がマイナス気温になっていなかったので、むしろ拍子抜けしてしまいました(^^;)。

 

今朝は、午前中から雨が降るという天気予報だったので、竹の伐採時間を早め、8時半ごろから作業を開始しました。日々コツコツと木こり作業をしていたおかげで、今朝、すべての竹の伐採が完了。続けて、笹や木々の伐採を始めました。今月末まで伐採をし、来月からは畑の整備に取り掛かりたいと思います。

 

今年から在来種に挑戦する予定ですが(どの程度を在来種にするかはまだ検討中)、それは「種」からの栽培を意味します。これまでは、夏野菜の「苗」をGW頃に購入して植えればよかったのですが、種からのスタートの場合、開始時期はずいぶん早まり、早いものでは2月の初めから育苗(室内栽培)が始まるようです。どうなるかな!!?? まぁとりあえず、失敗も覚悟で始めてみようと思います。

 

今日、伐採作業をしている際、枯れて地面に落ちたカラスウリの実を、いくつも見つけたので拾いました。背の高い木々ばかりの裏庭ではなく、表の庭に生やしてみようと思いつき、表庭の日本庭園部分に種をばらして蒔くことにしました。ここには、フキと背の余り高くない梅、サンシュユの木などが植わっているので、実を収穫するのに都合が良いだろうと考えたからです。

 

先月、「フキ斗争に勝利!」と喜んでいたのもつかの間、カラスウリの種を蒔こうと日本庭園に足を踏み入れると、なんと、フキノトウが早くも顔を出しているではありませんか!!

 

一見すると、何もなさそうな日本庭園。

 

 

顔を近づけてよく見ると、フキノトウがあちこちに。

 

 

 

 

もう春はそこまで来ている!という感じですね(^^)

 

ところで、先日より連載を始めた「干し野菜」シリーズですが、今日は「白菜漬け」についてご紹介します。実際に白菜を漬けたのは11月の末頃なので、ちょっと遡りますが(^^;)

 

まずは白菜を収穫。

 

 

 

重さをはかると、2.2kgでした! 市販の白菜の標準的な重さは2.5kgと言われているので、上々の出来です!

 

 

 

きれいに洗います。

 

 

外側はきれいですが、実際、中はどうなっているのでしょうか。恐る恐る半分に切ってみます。

 

 

きれいに結球していて一安心(^^)

 

 

4等分に切ります。うち、3つを白菜漬けにし、残り1つは鍋に入れていただくことに。

 

 

良く水気を切り、半日ほど天日干しをして乾かします。外葉の部分は、漬ける際の「ふた」代わりになるので、捨てません。

 

 

干した後は、いよいよ漬け込みの準備! 白菜漬けにはまず、「容器」が必要ですが、いわゆる「漬物樽」はうちにはないので、大きめのステンレス鍋で、錆防止のため、厚手のビニール袋を使って漬けることにしました。

 

 

白菜漬けでは他に、「重石」も必要です。庭で、重石になりそうなものを探します。

 

あった!

 

 

バケツに入れます。

 

 

白菜漬けの重石は、白菜の重さの2倍が目安で、水が上がってきたら重石を半分に減らす…という工程となるので、もう一つ、重石になりそうなものを探します。

 

またあった(^^)!

 

 

草に埋もれたレンガを1つゲットしました。春~秋の間なら、こういう大きな石やレンガをいきなり素手で持ち上げるのは、大変危険です。大抵、裏側に大きなムカデが張り付いていますから(> <)。でも、冬の時期なら大丈夫です(^^)

 

 

無事、重石を2つ手に入れました。

 

 

重石を台所に運び、良く洗います。(外の水道で洗った方が良かったかも^^;)

 

 

 

白菜漬けの材料がそろいました!

 

 

こちらは、粗塩、唐辛子、柚子の皮です。塩以外の材料はすべてお好みです。

 

 

葉の隙間にもよく塩をすり込み、なるべく隙間の無いように容器に詰めていきます。柚子の皮、唐辛子も適宜入れます。

 

 

 

旨みのため、本当は「だし昆布」を切って入れると良いのですが、手元になかったので、「とろろ昆布」で代用(^^;)

 

 

 

普通は廃棄される外葉部分。

 

 

「ふた」として外葉を上に被せます。

 

 

ビニール袋の空気を抜いて、きつく口を閉めます。

 

 

重石を載せます。

 

 

 

3~4日ほど放置すると、水が上がってきます。

 

 

 

「一度漬け」ならば、この状態で、5日目ぐらいから食べることが出来ます。10日ぐらいの間に食べ切ります。

 

 

 

私は、漬けた白菜の半分を「一度漬け」で食べ、残り半分を「二度漬け」にしました。二度漬けは、一度漬けが完成した時点で、上がってきた水を捨て、少量の塩を加えて更に漬けることを言います。水分が抜け、さらに美味しくなると言われていますが、私自身は、二度漬けは塩味がきつすぎると感じ、一度漬けの方が美味しいと思いました。

 

完成した白菜漬け! 塩分は気になるものの、いくらでも食べられてしまう感じ(^^)

 

 

白菜漬けを添えた、ある日のお昼ご飯。

 

 

メインディッシュは、庭でとれたアサツキ、スプラウト状態のターサイ、間引きした小松菜、大根おろし、とろろ昆布、生卵を豪快に載せた「ぶっかけうどん」(^^)。ボリューム満点のお昼ご飯です!

 

 

容器と重石さえあれば、手軽に出来る白菜漬け。ご興味のある方はぜひ♬

 

以上、白菜漬けのご紹介でした。