【制作日誌】撮影素材のダウングレードとは(2017.12.15 革命前夜)

今日は、撮影した素材を見返す(内容を書き起こす)作業はせず、撮影した素材のダウングレード化テストをしていました。

 

以前、ダウングレードをどの設定でするかは決めましたが、それを変更したいと思ったのです。

 

以下のつぶやきを投稿したところ、シビルの映像ワークショップを受講された宮下さんより、「ちんぷんかんぷん(笑)」というコメントをいただきました。

 

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撮影素材のダウングレード化、無料変換ソフトを使ってやっていますが、ほんの少しだけ音声と映像にズレが生じるようです。それが見ていてすごく生理的に気持ち悪いので、かなり作業を進めてはいましたが、自分の編集ソフトでやることにしようと、現在また諸々の設定でテスト中。やれやれ…(^^;)

 

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それに対して、私は何のためにどんな作業をしているのか、長いコメントで返答したので、せっかくですから今日の制作日誌代わりにご紹介します♪

 

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確かに何のことやら…って感じですよね(^^;)。宮下さんも、作品を作る際には、その作品作りに関するデータ(動画や写真)一式を、パソコンに取り込んでから編集作業をされると思います。

 

でも、その作品が、長期間、膨大な量を撮影した場合、すべてをオリジナルの画質のまま、パソコンに取り込むのは、パソコンの容量が不足するかもしれませんし、取り込めたとしてもデータ量が多すぎて、パソコンの動作が重くなってしまうことがあります。

 

そのために、オリジナルの画質を下げ、データ容量を少なくして、全撮影データをパソコンに取り込むのです。(全撮影データを取り込まず、必要なデータだけ取りこめば良いのですが、いかんせん、撮影素材を多いと、取り込む時点では何を使うか絞り切れないため、とにかく全部取り込んでしまった方が良いのです)

 

そういう作業のために、データ変換ソフトというのが、ネット上で無料のものがいくつも出回っています。(単に画質を下げる目的というよりは、ハイビジョンの動画をスマホ用に適した動画に変換したり、DVDの映画をパソコンやモバイルなどで見れるように変換するために、こういった変換ソフトを利用する人の方が多いです)

 

なので、私もそういうソフトを利用してデータの画質を下げていましたが、何が原因か分かりませんが、実際に再生してみると、映像と音声に微妙なずれが生じていることが度々あり、そのような状態の動画を見続けるのはかなりストレスに感じてしまうので、変換ソフトではなく、自分の編集ソフト(のデータ書き出し機能)を使って画質を下げる…という作業に切り替えることにした、ということです。

 

書き出し時の設定を、低いデータサイズにすれば画質は粗くなり、なおかつサイズも小さくなりますが、データ容量を小さくしたいばっかりに、あまりに低い設定にしてしまうと、今度は画面が粗くて、せっかくの映像の良さも失われてしまうため、「落としどころ」(どれだけの画質なら観るにたえられ、なおかつ容量も減らせることが出来るか)を探ることが大切で、そのための設定をいろいろ試して、大画面でも再生確認しながら、最終的にどの設定で変換作業をするかを決める、ということです。

長々と書きましたが、こういう作業のことです。今後、宮下さんも長編に取り組む場合は、(ああ、この時に言っていたのは…!)となるかもしれないですよ^^

 

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以上が私の返信です。なんだか、講義の延長みたいですが(^^;)。

 

ちなみに、宮下さんは、講座終了後も精力的に作品制作をつづけ、YouTubeで作品を発表しています。こちらよりご覧になれますので、ぜひ観てみてください♬

 

以上、本日の制作日誌代わりのコメントでした!