最新作『インド日記 ~ガジュマルの木の女たち~』発売&作品詳細!

まるでガジュマルの木のように・・・
無数の根を生やし、つながる女性たち。
しなやかな底力が、社会を変える!

 

DVD/ブルーレイジャケット表面

 

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DVD/ブルーレイジャケット裏面

 

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(ジャケットデザイン:冨田吉樹)

 

インドの魅力がぎっしり詰まった206分!
☆ DVD/ブルーレイのお買い求めはウェブサイトから ☆

 

■ 予告編

 

 

監督・撮影・編集・ナレーション・日本語字幕 > 早川由美子
追加撮影 > Aruna Haribhai Parmar、Sahar Salahshoor

 

■ こんな人におススメ♪

 

インド&インド映画が大好き
ドキュメンタリーが好き
海外の映画祭に興味がある
女性映画監督に興味がある
イランやミャンマーの映画制作事情が知りたい
インドの社会問題を知りたい
インドのスラム街&野宿者支援を知りたい
インドの社会的企業&協同組合を知りたい(SEWA)
インド、イランの女性たちが抱える問題を知りたい
インド家庭の、普段の暮らしぶりが知りたい
早川由美子の制作活動を応援したい(^^)

 

■ 販売価格(いずれも送料無料!)

 

① 新作制作応援価格:5,000円
– 今秋から編集を始める次回作(仮題『革命前夜』)のエンドクレジットに、お名前を掲載させていただきます!(希望者のみ/ペンネームも可)
– DVD(2枚組DVD-R)またはブルーレイ(BD-R)をお選びいただけます。

 

② 一般価格:3,000円
– 「とりあえず映画が観たい!」、「なるべく安い方が良い!」という方はこちら。本編の内容は①と全く同じです。
– エンドクレジットのお名前掲載はありません。
– DVD(2枚組DVD-R)のみ。

 

③ 団体・ライブラリー価格:10,000円
– 学校・団体や図書館など、不特定多数の方への無料貸出を目的とした購入の場合は、「団体・ライブラリー価格」でお買い求め下さい。(有料貸出の場合は、別途相談)
– 今秋から編集を始める次回作(仮題『革命前夜』)のエンドクレジットに、お名前を掲載させていただきます!(希望者・団体のみ/ペンネームも可)
– DVD(2枚組DVD-R)またはブルーレイ(BD-R)をお選びいただけます。

 

※ DVD/ブルーレイに上映権はついていません。上映をご希望の場合はこちらをご覧ください。
※ブルーレイは再生機器との相性により、ディスクが読み込まれなかったり、メニュー画面が表示されなかったりします。その場合は、他の機器での再生をお試しください。もしくは、ご連絡を頂ければ、同じく高画質のMP4データ(パソコン再生)と交換いたします。

 

■ あらすじ

 

映画『踊る善福寺』の上映で、監督初のインド旅行! 2週間の旅の記録とはいえ、いわゆる“観光地”には一切行かず、農地の強制収用に反対する農民たちの集会に出かけ、野宿者のシェルターを訪問し、工場労働者のハンスト現場に出くわし・・・と、インド社会で暮らす人々の、リアルな息づかいをとことん記録。

 

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旅の途中で、デリーからアーメダバードに飛び、女性団体・SEWAを取材。露天商など、貧しく過酷な状況で働く女性たちの組合で、インド全土に200万人の会員を持つ。自前の銀行、保険、保育所など、100以上の協同組合事業を運営し、政府に政策提言もする。SEWAの成り立ち、活動を詳しく紹介。

 

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後半は、デリーのアジア女性映画祭をレポート。映画祭で出会った女性監督たちのインタビューや、彼女たちの映像作品を贅沢に紹介。インド、イラン、ミャンマーなどの女性監督が、自国の困難な状況の中で、たくましく、しなやかに映像を作り続ける姿を伝える。

 

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インドで出会った、パワフルすぎる女性たちに圧倒されよ!

 

☆ DVD/ブルーレイのお買い求めはウェブサイトから ☆

 

■ 構成、主なトピック

 

全6部構成。各パートは独立した内容となっています。本編中で紹介している映像作品は、すべて日本未公開作品!

 

<Part 1: 20分>

 

・ 農地の強制収用に反対する、農民たちの抗議集会

 

高度経済成長を続けるインドでは、政府が経済発展のために、農地を強制収用できる特例を作ろうとしていた。特例が成立すれば、農地がわずかなお金で買い叩かれ、農民は追い出されてしまう。その特例に反対した農民たちが全国から集まった、抗議集会を取材。

 

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・ デリーの路上

 

私は、バックパッカー向けの安宿が集まるエリア、Main Bazaar(メイン・バザール)に宿泊していた。路上でカメラを回し、昼夜問わず活気あふれる、この街の様子を伝える。

 


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・ 深夜のデリー

 

映画祭スタッフで、ドキュメンタリー監督でもあるウマ・タヌクさん。彼女に、「夜の街を見ないと、本当のデリーはわからない」と力説され、彼女とタクシーをチャーターして深夜のデリーに繰り出す。日中は見えにくい・見えなくされている、インド社会の最底辺を覗く。

 

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<Part 2: 38分>

 

SEWAガイドの決定版!! インドの女性団体・SEWAを、映像で詳しく&分かりやすく紹介。

 

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1972年にアーメダバードで設立された、自営業の女性たちによる組合。露天商、内職、染物、農業、土木といった、雇用・収入が不安定で、搾取されやすい職業に従事する女性たちで構成される。

 

SEWAの組織、活動、各種の協同組合事業、課題について、総書記等を歴任したナムラタ・バリさんにインタビュー。

 

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なぜ「協同組合」なのか? なぜ自前の銀行を設立できたのか? 女性の外出さえ許されない保守的な地域もある中で、どのように200万人もの会員を増やしていったのか? インド社会が抱える問題と、自ら道を切り開いていく女性たちの知恵が語られる。

 

<Part 3: 35分>

 

SEWAの教育部門&協同組合事業のひとつ、ビデオSEWAを紹介。フルタイムのスタッフ8名、パートタイム20名の女性たちが、各地を取材し、映像による情報発信をしている。

 

ビデオSEWA創設者のリーラ・ダンターニさん(左)のインタビュー。

 

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現在76歳の彼女は、野菜の露天商として働いていた40歳の時、SEWAと出会い映像制作を始めた。読み書きができず、自分の名前さえ書けないという状態だったが、シンボルマークでビデオカメラの操作を覚え、映像制作を学んだ。彼女たちが撮影した、露天商の日常を記録した映像は、路上で販売する権利を争った最高裁裁判で、勝訴に導く重要な役目を果たした。彼女は今も、現役で作品を作り続けている。

 

本編では、ビデオSEWAが制作した数々の代表的な作品を贅沢に紹介! SEWA創設者、エラ・バットさんの貴重なインタビュー映像も!

 

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stills_26_re(Stills from the Video SEWA films)

 

ビデオSEWAメンバーのインタビュー。SEWAと出会い、ビデオカメラという”武器”を手にした彼女たち。人生は、どのように変わったのか?

 

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<Part 4: 47分>

 

・ SEWA自前のラジオ局、Rudi no Radio

 

2001年にグジャラート州で大地震が起き、交通や情報が寸断された教訓から、自前のコミュニティラジオ局として2005年に発足。衛生、暮らし、教育、女性の健康など、生活に直結する情報を、各地域の言語で発信。

 

『インド日記』の本編と予告編で流れる音楽は、いずれもRudi no Radioのオリジナル曲。プロ顔負けの演奏だが、実は素人の村人たちが、地域の伝統音楽を演奏したもの。本編のエンディングで流れる、オートリクシャ運転手の日常を唄った軽快な曲もお楽しみに♪

 

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・ ビデオSEWAの写真ワークショップ

 

中心地からだいぶ離れた小さな村で行われた、2日間の写真ワークショップ。写真の技術を覚え、自分たちの暮らしを守ろうとする女性たちとの交流・・・と思いきや、彼女たちから私への、怒涛の「逆取材」が待ち構えていたのだった!

 

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・ スラム街訪問

 

ビデオSEWAメンバーが暮らす、スラム街を訪問。この先には、一体どんな光景と暮らしが・・・?

 

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<Part 5: 40分>

 

インドを旅して10日余り、やっと本来の目的である、アジア女性映画祭が開幕。この映画祭は、アジアに起源を持つ女性監督の作品を上映する映画祭で、この年は18ヵ国の60作品が上映。国内外から、25名の映画監督とサウンドアーティストが参加した。

 

日本からの参加は1名というアウェーな状況の中、すぐに意気投合したのが、インド、イラン、ミャンマーの映画監督たち。本編では、彼女たちの映像作品をじっくりと紹介し、自国の困難な社会状況の中で、どのように作品を作り続けているかを紹介する。

 


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<Part 6: 26分>

 

いよいよ旅の最終日。なんと、私は映画祭ゲストを代表して、インドの国営テレビ番組に出演することに! ドーランを厚塗りにされながらも、テレビ局内部の様子をしっかり記録。イランの映画監督は、ヒジャブ(スカーフ)を敢えて被らずにテレビ出演する、自らの決意を打ち明ける。

 


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旅の締めくくりは、インドのドキュメンタリー監督、ジャラナ・ジャヴェーリーさんのインタビュー。インドのコカ・コーラ製造工場による、深刻な土壌汚染を調査し、ドキュメンタリー映画を作った。撮影中に、暴行、逮捕、投獄されながらも、10年かけて映画を完成させた、執念の人。チャーミングな笑顔からは想像できない、壮絶な映画人生が語られる。

 


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(Still from “Charlie & the CocaCola Company: Quit India”)

 

以上が、駆け足で紹介した映画の構成。ぜひ、映画本編をご覧ください♪

 

■ 自主上映企画、歓迎します!

 

『インド日記』の自主上映も歓迎です。本編は206分(3時間26分)と長いですが、全6パートは独立した構成のため、休憩を挟みながら上映することが可能です。また、特定のパートだけを上映することもできます。ある映画祭では、女性団体SEWAに関連した部分のみ(Part 2~4)が上映される予定です。ご関心と時間枠に応じて上映内容はアレンジできますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。日にちと時間、状況によっては、インド、イランなどとスカイプでつないで、ディスカッションも可能かもしれません?! 少人数での学習会、公民館での上映会、学校の授業での上映など、歓迎いたします! 自主上映の開催条件はこちらをご覧ください。


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