【映画監督、日々の暮らし#56】草刈りでパツパツに…ヤダヤダ(> <)!(動画あり♪)

家庭菜園者としては、適度な暑さ&雨量を望むところですが、今年は「猛暑」か「台風」か…ばかりの天候で、本当に困りますね! それでも今のところ、私の畑は大きな被害を受けることなく野菜が育っていますが、市場の野菜の価格はこれからおそらく高騰するだろうと思います。

 

やはり、市場価格に左右されない(されにくい)、家庭菜園をおススメします(^^)!

 

現在、畑の状況としては、ミニトマトの種採りを始めたところです。今年から在来種野菜の栽培を始めてみて、これまでのところ、在来種だからといって成長が遅いとか、収穫量が少ないと感じたことはありませんでした。キュウリも、カボチャも、サニーレタスも、サヤインゲンも、どれもF1並みかそれ以上に旺盛に成長し、日々たくさん収穫ができています。

 

しかし唯一、「ものすごく成長が遅い」「ものすごく収穫量が少ない」と感じたのは、トマト(ミニトマト)でした。在来種ですから、種から栽培をし、発芽率を考慮して種は多めに蒔いたので、現在20株もミニトマトを栽培しているのですが、その葉の繁り方や収穫量は、全て合わせてもF1トマトのたった2株分ぐらいなのですよ!

 

私はまだ畑の経験が少ないので、その少ない体験から断言することは出来ませんが、以前、在来種の栽培・販売に取り組む農家の方が、「トマトだけはF1種を出荷している」と書いていたのを読んだことがあります。やはりトマトは、F1種と在来種では、プロ農家でさえも収穫量にだいぶ差がついてしまうのではないかと思います。

 

トマトを種から育てるのは、大変な手間がかかります。種まきは、3月のまだ寒い頃に行います。セルボックスに種を蒔き、日中は陽のよく当たる場所に置き、夕方には屋内に移動し保温する…を春まで毎日繰り返します。20苗も育てると、支柱もその分沢山必要ですし、畑のスペースもずいぶん占領します。そこまでして、F1のたった2株分の収穫量とは、がっかりしてしまいますよね(> <)

 

ミニトマトだけは、来年はF1にしようかなぁ…。

 

一瞬、そんな考えも頭をよぎるのですが、でも私は在来種の栽培を、単に食糧自給としてだけでなく、社会実験として、そして種採りの方法を学び伝えるためにも取り組んでいるので、収穫量が少なくても種採りをし、やはり来年も育てたいと思います。

 

さて、ミニトマトの種採りですが、20株のうち、実のつきが良く、大きく甘い実がなる株を種採り用(母本)に選びます。母本に選んだら、以降、その株からは収穫しないようにします。

 

真っ赤に熟した実を収穫し、室内で柔らかくなるまで追熟させます。

 

 

 

現在は追熟させている状態ですが、その後の工程は、種採りの実用書によると以下のようになります:

 

①追熟後、実を食べてみて、おいしかったものを種採りに選ぶ。(真っ赤に熟しても甘くないトマトもあるので、見た目だけでは判断できないからです)。
②種をゼリーごと取り出し、ビニール袋かタッパーに入れて、3日間発酵させる。(発酵させると、ゼリー質がきれいに取れ、また、種に由来する病原菌も殺菌してくれます)。
③発酵させたらよく水洗いし、水に沈んだものだけを取り出して、天日でかき混ぜながら半日、日陰で1週間ぐらい乾かす。
④乾いたら、紙袋、布袋、さらに乾燥剤入りのタッパー(ポリエチレン製の密閉容器)やガラス瓶などに入れて保存。

 

…うわぁ、まだまだたくさん工程があるんですねぇ…。気を抜かずに頑張ります(^^;)

 

在来種の栽培は、その土地で種採りを繰り返せば、3年目から収穫量が増えるとも言われているので、そんな日が来るのを夢見て、種採りを続けたいと思います!(^^)

 

お盆あたりからは、秋冬野菜の種まきが始まりますが、現在は目下、ひたすら草刈りをしています。畑まわりの雑草は割とこまめに刈りますが、畑にしていないエリアは、気がつくと背丈が1メートル以上にまで成長しています(> <)

 

こんな感じです。

 

 

茎も太くて固いため、鎌だけでなく、剪定ばさみも併用しながら格闘しています。

 

 

とにかく広範囲を刈ることを目標にしているので、刈り方はとても雑です。人間ブルドーザーのように、なぎ倒していく感じです(^^;)。

 

 

玄関前まで侵食してきたツタ。あと数日放置しておいたら、玄関がツタですっかり覆われてしまうでしょう。草刈りは、「全方位から敵が襲ってくるゲーム」と同じですから、ほんと油断できません(^^;)

 

 

やってもやっても終わらず泣けてきますが、草刈りの唯一の効能は、「果てしない作業に耐える力」がつくことではないでしょうか? この、膨大な作業量と、刈ってもまた生えてくるという徒労感に比べたら、編集作業の長~い道のりは、(”いつかは終わりが来る”作業なのだから、素晴らしいではないか!)とさえ、思えてくるのです(^^;)

 

雑草と違って撮影素材は、「抜いたそばからまた生えてくる」ということはないですし、膨大とはいえ、書き起こし作業は1度だけです。なんだかもう、感謝の念さえ湧いてきますね(^^)

 

映像編集に限らず、途方もない系の仕事をされている方々には、草刈りはおススメかもしれません。きっと、どんな作業でも「草刈りに比べたら…」と感じられますよ♪

 

まだまだ目前に広がる雑草たち…(泣)!

 

 

ところで、先日、ちょっとショックなことが…。

 

ややあらたまったお出かけのために、よそ行き(?)のブラウスを着て出かけようとしたら、なんと肩と腕の部分がパツパツで、着れなくなってしまったのです!

 

草刈りと畑仕事で、特に肩・腕・背中・太ももなどの筋肉がすさまじく発達してしまい、ブラウスがはちきれそうになってしまったのでした。

 

これまで、太ってジーンズのウエストがきつくなったとか、そういうことはありましたが、筋肉がついて服が着れなくなったなんて初めてです! 困ったなぁ…(> <)

 

胸(バスト)としてではなく「鎖骨の下」が膨らむとか、これはもう「北斗の拳」の世界観ですよ…(> <)

 

これ以上の筋肉は嫌だなぁ、でもますます増強されてしまう…と途方に暮れていたら、ちょうど今取り組んでいる書き起こし作業が、「筋肉付きすぎ問題」に関することで、爆笑してしまいました!

 

動画はこちらです。りべるたんで、ギターを弾いていた今田さんを撮影していて、ギターに取り付ける「カポ」を探していた際の会話です。

 

 

筋肉が付きすぎて洋服が着れなくなるなんて、このときは全く他人ごととして笑って聞いていましたが、まさかその3年後に自分の身にも起こるとは…。ビックリです(^^;)!

 

以上、本日の暮らしでした♪